はじめまして、角田光代さん
角田光代さんといえば「八日目の蝉」や「紙の月」などの映像で角田ワールドにどっぷりはまっていたひとりです。
今回はじめて『しあわせのねだん』で角田光代さんの世界観を文字で感じ取ることができました。
テーマはお昼ごはんや旅行、財布の中身におかあさまとの記憶…
お金を使ったことや支払ったものに関するエピソードがつづられていて、
共感したり、クスっと笑えたり見事に引き込まれました。
この本を読んで印象に残ったのは
お金を使うとき、品物といっしょに、何かとべつのものも確実に手に入れている
ということ。
お金というのは一生の付き合いである。
そのお金から何を学ぶのか、何を得られるのか
考える良いきっかけになった。
20代では、今では考えられないお金の使い方をしていたわたし。
パチンコにハイブランドにお金を費やし、
見栄を張る?競争心?
いや、ただただ1年後5年後のこと何も考えていなかっただけのその日暮らし。
このときは本当におかしな自分がいた。
この『しあわせのねだん』はわたしにとって
読みやすく、文字がスッと入っていく感じがとても好感が持てる。
本てときどき読んでいくうちに誰が誰やら、わからなくなり
脳内がリラックスできない状態に陥ることが多々ある
読んでいてつかれる
でも、この本は視点の切り取り方に心つかまれ、最後まで読み切ってしまう。
まだまだ終わらないでくれ。とも思うほど。
失礼ながら、【お金】という一つのワードに絞ればわたしにも何か書けるのではないかと勝手に思ってしまう
だからといって決して決して物書きという仕事を軽く見ているわけではない
お金を通して人生の謎に迫る異色エッセイ
角田光代
しあわせのねだん


